- 石巻市から北東、南三陸金華山国定公園の牡鹿半島北側に位置した自然豊かな町、雄勝町。
- 周囲を山に囲まれ、15個の浜が連なる静かな入り江の典型的なリアス式海岸です。
- 地元で最も高い南三陸国定公園の硯上山(けんじょうさん)から雄勝湾を一望すると、
- 眼下には静なか深い入り江の雄勝湾、荒々しい太平洋の外海と湖のように静かな内海が
- 広がります。雄勝の山と海が織りなす豊かな自然、海底から湧き出す伏流水は豊富な
- ミネラルを含む海となり豊かな海の恵みを育みます。
- 1996年12月20日に重要無形民俗文化財に指定された雄勝法印神楽は、出羽三山・
- 羽黒山の羽黒派の修験者により伝えられたとされ、山伏神楽の系統を継いでいると
- 言われています。
- また2012年リニューアルしたJR東京駅の屋根瓦ともなっている雄勝石(雄勝ス
- レート)は昔の東京駅でも使用されていました。
- さらに、日本の硯の90%以上を生産していた雄勝硯など、雄勝町は日本の伝統
- 文化の奥深さを感じることができます。
- 震源地に最も近い雄勝町は、津波におり人口の8割が流出しました。建物も8割が
- 流され町にはかつての面影はありませんが、地球の胎動に引き寄せられるかのように
- 現在、日本だけでなく、世界中から人が集まってきています。
- 人として生きる原点のようなものを、自然や漁業、人の営みから感じることができ、
- 民間企業や行政、社会起業家など多くの人が毎週のように集う町になっています。
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